毎年、「今年は本を読むぞー!」

と決意した1月は本を読むのです。

数冊読み終えましたが、何月まで続くのやらです。   

 

新年早々、自己啓発本を読むつもりはなかったのですが

1月12日から始まったドラマの原作本が家族の本棚にあるのを見つけ

「物語かな?」と読んでみたら、わかりやすい哲学書でございました。

 

「嫌われる勇気」という本です。

 

想像してたのとはちょっと違ってましたが

1年の始まりに読めてよかったと思いました。

 

 

哲学者と青年との対話を通して

哲学を学ぶというスタイルの本ですが

 

私はこの哲学者に

お坊さんに諭されているような

心地よい雰囲気を感じました。

 

この本には

「人生は競争ではない」、

という考えがあります。

 

聚光院の和尚様が書かれた

今回ご紹介するお軸の言葉も

その考えを理想としているのではないでしょうか。

 

 


<大徳寺 孤蓬庵 小堀卓巌 松無古今色 共箱>

 

 

小堀卓巌(こぼり たくがん)

卓巌宗芳(たくがんそうぼう)のこと。

 

大徳寺塔頭 孤蓬庵 18代住職

1931年(昭和6年)愛知県生まれ

 

はじめは妙心寺派であったが、

1953年(昭和28年)大徳寺派に転派する

大徳寺孤蓬庵 17代 小堀実道和尚について修業する

 

1967年(昭和42年)孤蓬庵 18代住職となる

 

1990年(平成2年)大徳寺派総務総長を務める

 

 

 

「松無古今色」(まつにここんのいろなし

 

<本来は「松無古今色 竹有上下節」

(松に古今の色無し、竹に上下の節有り)

と2つで一つの言葉である。

 

松は常に青々としていて、絶えず不変の象徴であり、

一方で、竹には節があり歴然と差別(区別)がある。

不変の中に差別あり、差別の中に不変がある

この両者が相まって世の中は進んでいく>

 

世の中はすべて一緒ではなく、それぞれ特徴があります。

一人ひとりは平等であるが、男と女、親と子など

はっきりした違いがある。

大きな自然と私たち人間とが調和する世界全体の摂理を表しています。

 

「松無古今色 竹有上下節」は別れて書かれていることが多いです。

松無古今色は不変や、平等を表しているので

季節を問わずお掛けいただけます。

 

冬の松

 


<大徳寺 聚光院 小野澤寛海 流水不先争 共箱>

 

小野澤寛海(おのざわ かんかい)

寛海宗弘(かんかい そうこう)のこと

 

大徳寺塔頭 聚光院 住職

 

1934年(昭和9年)静岡県引佐郡に生まれる

1951年(昭和26年)廣徳寺の福富以清(ふくとみ いせい)について得度

1957年(昭和32年)妙心僧堂に掛塔

1965年(昭和40年)21歳で大徳寺 塔頭 聚光院 住職に就任

1990年(平成2年)千利休400年遠諱法要を

聚光院住職として務めた

 

同年 住職に小野澤虎洞を迎え隠居

 

流水不先争(りゅうすいさきをあらそわず)

 

<水の流れは、自由自在に流れる。

まわりの作用にとらわれる事なく、本分のままに生きている。

悟りの境涯をあらわしたもの>

 

日頃、まわりにとらわれなく振る舞うことは

簡単なようで難しいことですが

 

この言葉にあるような水の流れを想像し、

心の声を聴いてみるようにすると

周りの雑音が消え、本来の自分が見えてきそうです。

 

 

清流

 


 

撮影場所の関係でお軸の写真が提供できなくて申し訳ありません。

(関係のないものまで入ってしまって、雑多な写真になってしまうのです)

 

もちろんお見せすることはできますので

ご来店、お問い合わせをお待ちしております。

 

 

価格・詳細はこちらまで

お気軽にお問い合わせください。

sakai_shunmeido@ybb.ne.jp

お電話でもどうぞ。

 

 

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