- 2016.11.15 Tuesday
千家十職!10代 中川淨益 南鐐造 柄杓
昨日
京都市役所前の広い歩道は落ち葉が一面に広がって
落ち葉ロードになっていました。
まだまだ木には葉があって、
上も下もオレンジ色で綺麗でした!
みなさん今だけの
紅葉を思う存分楽しんでくださいね。
京都長岡京市の柳谷観音楊谷寺では
境内のもみじを使った
「もみじの押し花朱印」を秋の
紅葉シーズン限定で授与しているそうです。
一枚一枚違うので、
本当に自分だけの、その時期だけの
御朱印がもらえるそうです。
私は、神社仏閣の御朱印集めが好きなので
ぜひもらいに行きたいです。
みなさんも、ぜひ行ってみてください!
<10代 中川淨益 南鐐造 柄杓(風炉・炉兼用)共箱>
中川淨益(なかがわ じょうえき)
千家十職 金物師
初代 中川紹益は元々、武具を制作していたが
千利休の指導を受けて茶道具を作り始め11代を数える
現在にも形が残る「利休薬鑵」は
初代中川紹益の作であったと言われている
2代の頃に
表千家4代家元 逢源斎 江岑宗左より
佐野紹益(江戸初期の豪商)と紛らわしいため
淨益と改めるよう申し付けを受け
淨益と名乗る
10代 中川淨益
1880年(明治13年)~1940年(昭和15年)
9代淨益の長男として京都に生まれる
浄瑠璃、俳句、画、能楽を好んだ
11代中川淨益を最後に
現在当代は不在である
落款が柄の裏にあります。
共箱です
竹の柄杓が当たり前に使われるお茶会で
この柄杓をかまえると、銀のきらめきに誰もが驚かれます。
南鐐で作られておりますが、
竹の優しい形を細かいところまで再現しております。
合の丸みも、
柄と合を接合するために
できる合に突き抜ける竹ならではの部分も
竹の節も
柄の丸みも
全部、竹でできているかのよう!!
作り手のこだわりがわかりますね。
風炉にも炉にも使える兼用のサイズの
柄杓でございます。
季節を問わずにお使いいただけます。
価格・詳細はこちらまで
お気軽にお問い合わせください。
11月26日から3日間、
大阪美術倶楽部で開催されます
展示即売会のお知らせはこちら↓
★十翔会★
http://antique.sakaishunmeido.sunnyday.jp/?eid=79
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- by 坂井春明堂